ゆーBLOG

求ム!生活力

大腿骨骨幹部骨折!〜リハビリ病院退院から約1年〜

2023/7/27

 

こんばんは!

 

入院生活中暇になり過ぎて書き始めたブログでしたが意外にも見ていてくれた方がいて驚きました∑(゚Д゚)

同じように骨折されてる方が見てくれていたのでしょうか?

 

さてさて入院中に書いてはいたものの入院中の出来事がこれを書いてるリアルタイムに追いついてしまって以降、更新が滞ってしまっておりました.

 

結論から言うとまだ完治はしておりません!

去年の7/31に退院以降、約1年が経ちましたが最近になって発覚した新事実や出来事を簡単に綴っていこうかと思います.

 

 

▼2022/7/31 晴れて退院からのその後

リハビリ病院に移って1ヶ月と1週間で無事?退院しました!

無事?というのも本当は後1ヶ月くらいリハビリをしてから退院するのがベストだと言われていたのですが、仕事が滞ってしまってること、また自分が早く自由な生活に戻りたい(こっちが本音)と思い少し早めに退院させてもらいました.

退院から1ヶ月くらいは一本杖が手放せませんでしたね💦

 

現在は実家を出てアパート暮らし(3階建ての3階)なのですが、不便はしたもののなんとか日常生活を送ることができました.

やはり買い物や洗濯など、手に荷物を持って移動する行動が慣れるまで特に大変で苦労しました😭

退院から2ヶ月が経つ頃には杖もいらなくなり、若干の痛みは出るものの普通の生活を送ることが可能に!

足の痛みは時間と共に少しずつ減ってはきてますが、退院から1年経つ今も力が入ると臀部と膝に痛みが走ります⤵︎

 

 

▼3ヶ月に一度の検診

リハビリ病院を退院後は手術を受けた総合病院に戻り検診をすることになります.

私の場合は趣味であるバスケに復帰することが目標で、最終的には今回入れた髄内釘を抜くことで完治を目指します.これを抜釘手術と言い術後傷が塞がったところで完治です!

その為に3ヶ月に一度、レントゲンを撮り骨の状態を確認しようというのがこの検査の目的になります.

↓2022/6

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↓2022/12

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↓2023/6

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検診の画像が↑コチラ!

ちょっと期間が飛んでますがデータがこれしか無くご容赦を…💦

12月と6月はそれぞれ左が正面からの画像で右が側面からの画像です.

折れた部分に覆い被さるように新しい骨ができてます!外側の骨はあまりできていませんが内側の骨は凄い勢いで再生してます.

次の記事で内と外の骨のつき方がなんでこんなに違うのか、もう少し詳しく書こうと思います!

 

一先ず、期間が空いてはしまいましたがまたぼちぼち更新していこうと思いますのでまた是非見てって下さい!

 

それではまた次の記事で👋

大腿骨骨幹部骨折!〜荷重リハビリ〜

2022/7/15

左足への荷重が始まり2週間が経ちました!

その間に先生や相談役との面談の結果、退院予定日が8/10に決定しました👏

とは言え、休んでる仕事の方がそろそろ限界のようでなるべく早く戻りたいと思う今日この頃.松葉杖が取れたら直談判して1日でも早く退院出来ればと思います.

 

▼7/2〜7/8 荷重25%

リハビリ病院でのリハビリは午前と午後にそれぞれ1時間ずつ、最初の30分は固まった筋肉をほぐすマッサージ、残りの時間は足への負荷をかける練習や筋トレをしています.

荷重25%ということで私の場合まずは約20kgを左足に体重を乗せます.足元に体重計を2つ並べて平行棒に捕まりながらかける体重を調整していきます.

最初に着いた感覚は「なんか気持ち悪い…」でした.着く前は痛みへの不安が大きかったのですが、着いてみたら痛みはなく少し痺れた感覚と左足の筋肉が骨の上を滑るような感覚がありました.

・しばらく体重をかけたままキープ

・左足荷重25%をキープしたままスクワット

・左足を前に踏み出す練習

をしばらくした後、松葉杖で左足を着きながら歩く練習をして初日のリハビリは終了.

今まで松葉杖を使うときは左足を浮かせていたので杖をつくタイミングや左足を踏み込むタイミングが中々合わずで何度も転びそうになる始末💦それもすぐ慣れ、左足をちゃんと着けるようになったら浮かしていた時よりも腕の負担が減り割と長距離の移動が出来るようになりました.

 

▼荷重50% 7/9〜7/14

25%は楽々こなしこの週からは荷重50%.

練習メニューは25%の時と同じ.約40kgを目安に左足に体重をかけていきます.ここまで来ると右足の負担も大分減り、長時間立ってても平気になってきます(左足は震えますが…).

この時も初日は痛みが出なかったのですが翌日左足が筋肉痛に😭

さらに10日の朝、寝ぼけて身体が固まった状態から思いっきり伸びをしたら左のおしりの辺りが「ピキッ」と痛みました💦手術の時おしりの真横にもメスが入っており、そこの筋肉も固まりやすくなっているのに何も気にせず伸びをしてしまいその日からおしりから股関節にかけて動かすと強い痛みが走ります….いわゆる寝違いに近い痛みを感じるようになってしまいました.

その後は股関節に気をつけながらもリハビリを続けていましたが、負荷が増えた影響か膝の内側も痛むように😞膝から腿にかけて内側は「内転筋」という筋肉があるそうですがこれまでここに力を入れることが全然出来ておらず、力の入り筋肉の動き共にかなり悪い状態のようでした.

ここは3日程かけて筋肉の滑走を良くするマッサージと椅子に腰掛けている状態から左足を前方に真っ直ぐ伸ばす筋トレで、多少力が入るようになったのか痛みが緩和されました.

その後も直立状態で40kgを維持することは出来ましたが、維持したまま屈伸をするのは痛みが出て上手くできませんでした.

 

 

リハビリが始まってから初めての挫折😭

痛みが出てリハビリが進まないことに不安を覚えますが、7/15からは荷重75%が始まっています.

相変わらず屈伸運動が難しく、早く退院したいということもあり焦りも出てきました💦

とはいえ杖無しで歩けるようにならなくてはならない…

もどかしい気持ちでリハビリに励んでいきます.

 

大腿骨骨幹部骨折!〜with コロナ〜

2022/7/1

 

リハビリ病院に転院して早1週間.

転院時の検査でコロナ発覚してから今日で隔離されるのも最終日となります.

転院してすぐコロナ陽性→隔離はかなりレアケースですが、そういう世の中になってしまっているということで同じ境遇に陥ってしまう人も少なからずいるのでは…

 

▼隔離中リハビリ

隔離中は部屋から出れないので防護服を着たリハビリスタッフが1日2回、午前と午後に分けて来てくれます.それぞれ1時間程ベッドの上でマッサージや足のトレーニングをしてくれました🦵

膝は120°まで曲がるも膝の外側で筋肉が突っ張ってる感じがありました.また膝を曲げてから伸ばす時に膝のお皿に「コリッ」と何か当たる感じがあり、伸ばす時に痛みが出ていました.

これは筋肉の滑走が上手くできていないことが原因だそうで、膝回りの筋肉をほぐすことで解決!

初日はリハビリ後しばらくするとまた元の状態に戻ってしまっていましたが、7日経った今では時間を置いても滑らかに動いてくれています.

手術でメスの入った太腿の外側の筋肉は力が入るが痛みが出る、内側の筋肉は筋力低下+寝たきりの影響で上手く力が入らないということで膝以外の問題も浮き彫りになって来ました💦

また手術の時に左のお尻の側面もメスが入っていてそこも痛みが出るのと筋力が落ちているので、その辺の自分でできる筋トレを指導してもらいました.

 

▼隔離中辛かったこと

私の入った個室は風呂トイレ無しの普通の個室の病室でした.

元々は1日だけこの個室で過ごし、翌日から大部屋にお引越しの予定だったので当たり前と言えば当たり前.

しかし陽性となり隔離されるとなれば話は変わってきます!今回は陽性であっても無症状なので7日間の隔離(症状有りは10日間)、その間部屋から出ることは出来ません.

今入院している病院にはそれに対応した部屋が無いようで、この個室で7日間過ごすことを告げられます.シャワーは浴びれず、トイレの小はおむつのパットに直接して袋に詰めて感染廃棄物の箱に、大はポータブルトイレでしてこれも袋に詰めて箱に、これを全て自分でするようにと言われます😨

本当にこれがキツく、なるべくトイレを我慢するようにしてました💦

こんなことであれば一度退院して隔離期間が終わってから再入院したかったのですが、車の運転の許可が無い、送迎してもらえば送迎者が濃厚接触者になってしまう、ということもあり家に帰してもらえませんでした😭

これに関しては病院側の意向もあり転院先でのPCR検査ということでしたが、この生活がどうしても嫌な人はまず転院先に個室に隔離されても問題のない設備の部屋があるかの確認、もしくは転院前にPCR検査を受けられるか確認するのがいいかと思います!

 

 

明日からはついに左足を地に着けるリハビリが始まります.ここまで柔軟運動で準備はしてきましたがやはり緊張しますね😓

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それにしても左足が細くなった…

 

一先ず日を跨いだらトイレに駆け込もうと思います!

 

ではまた!

大腿骨骨幹部骨折!〜転院編と恐怖のお会計〜

2022/6/24

ついに転院日となりました!

転院は病院から病院への直接移動となります.コロナ禍ということもあって寄り道厳禁とのこと😑

 

▼余談

6/26に親友の結婚式がありまして….ちょうど転院の時期だったので結婚式に参加してからの入院でも良いか確認したところ、『参加するのは構わないがその日から数えて2週間の期間を空けないと入院できない』と言われました.

コロナ禍の上、不特定多数が集まる結婚式という場に参加となれば当たり前と言えば当たり前の措置ですよね😞

行けば社会復帰が半月以上遅れる上に身体が不自由な状態で実家に迷惑をかけてしまうということを考慮の末、親友には申し訳ないですが結婚式の参加を辞退することとなりました😭

 

▼転院

朝から荷物をまとめ、午前9時に出発予定.退院時にドクターとの面談等はなく支払いを済ませたらすぐに移動という流れ.

参考までにですが5/24〜6/24の期間入院で、健康保険証限度額認定証、の2点を提示した上で合計支払額は¥212,640でした.(保険証も認定証もない場合は160万超…)

また支払いと同時に各種保険会社に提出する診断書を書いてもらうために窓口で手続きします.これが意外と時間がかかり、結局病院を出たのは10時過ぎとなりました.

両親に迎えに来てもらい、実家から程近いリハビリ病院へ向かいます.

 

▼リハビリ病院

到着して説明を受けたら個室に案内されます.入院当日はレントゲン、採血、心電図、PCR検査を受け何事もなければ翌日からリハビリスタートという流れです.

なんとリハビリ病院ですが、入院患者で1番若いのは今年30を迎える私でした.周りは見渡す限りご老人ばかり、大部屋に耐えられるだろうか…💦

来週6/30から左足への荷重が可能になり、1週間ごとに25%ずつ荷重を掛けていきます.4週間目に100%の荷重が可能になり、その後杖無しで歩けるようになればめでたく退院!

どんなにリハビリを頑張っても骨がくっつくには時間がかかるということで焦らずじっくり頑張ろうと思っていた矢先、PCR検査で陽性が発覚しました(ノД`)

病院間移動で車に乗った以外はずっと入院生活、恐らく前にいた病院でかかったのでしょう.

いつどのタイミングでかかったか分からないため、最低でも1週間は個室隔離状態.トイレはポータブルトイレで自分で処理、食事はお弁当で食べたら部屋のゴミ箱に、シャワーは入れないから身体を拭くだけという状態に😭

 

まさかの展開でしばらく放心状態でした(笑)

お盆前には退院できるかと思っていましたがコロナ療養中はリハビリも出来ないため、退院は遅れてしまいそうです💦

コロナの症状は全く出てないので、少しでも足が固まらないように膝曲げストレッチや股関節のストレッチを欠かさないようにして万全な状態でリハビリに臨みたいと思います💪

大腿骨骨幹部骨折!〜手術後から転院まで〜

〜手術室から病室に戻った後からのお話〜

すこーしショッキングですが、この後のお話のために術前術後のレントゲン写真を置いておきます🤕

・レントゲン

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▼地獄の18時間

13時に手術室へ入室して18時半に病室へと戻りました.手術後、異様な寒さを感じて布団を3枚重ねで被されたのも束の間、病室に戻ったら暑いのと布団の重さで動けないのとで全部はがしてもらいました.この時体温は38℃くらいあったそうです.

しばらく麻酔が効いていて動きにくかったですが、20時頃になるとほとんど麻酔が切れてきて傷口がずっと刺され続けてるように痛んできました💦

すぐに看護士さんを呼んで痛み止めの麻酔をしてもらい、疲れていたこともありすぐに眠りにつきます.

23時頃、また傷口の痛みで目が覚めます.点滴を見たら薬がなくなっていたので痛み止めの追加をもらいます.

深夜1時頃、またまた傷口の痛みで目が覚めます.またしても点滴が終わっていたので追加をお願いしました.が、追加の点滴はもらえませんでした…😨どうにも先程まで使っていた点滴がかなり強い効果のものらしく、そう何度も打てるものではないとのこと.そこから朝6時までの約5時間、地獄の痛みとの闘いが続きます.

手術中の麻酔の影響で朝6時まで飲食禁止.痛みと熱で汗をかくも水は飲めず、3人部屋ではありましたが夜通しずっと唸っていて他の方に迷惑をかけたことかと思います.動いても痛い、動かなくても痛い、中々進まない時計の針、人生でベスト3には入る苦痛の5時間でした.

ようやく朝の6時になると飲み物と痛み止めの錠剤(ロキソニン)をもらうことができました.ロキソニンはスゴイですね、飲んで10分くらいでスッと痛みが治まり眠りにつくことができました😴

 

一先ずの困難が去り同日午前11時、看護士さんに起こされます.ついに尿道カテーテルを抜く時が来ました.もちろん麻酔なんぞとうに切れているので恐怖でしかありません💦チューブをにぎり一気に引き抜きます.粘膜を擦るような嫌な痛みと共に抜かれました.時間にして3秒ほどでしたがこれもまた経験したことない嫌な感じの痛みでした😢抜いた1時間後に催し、尿瓶に用を足しましたが出る瞬間にビリビリッとした痛みと最後にオナラのような空気が少し出てきました.その後その痛みは丸1日程で急に無くなりました.

 

▼リハビリへ

その後数日痛みと腫れがあり1日4回の痛み止めを服用(本来は3回までが望ましいが痛みが強かったため1週間だけ4回にしてもらった)しつつ、ベッド上でのリハビリが続きます.

術後1週間で車椅子を使えるようになり、1週半くらいで腫れも引いてきました.

腫れが引いてからは(6/14)、リハビリルームまで車椅子で移動できるようになり、バランスボールや平行棒などの器具を使ったリハビリになります.

最初は40°しか曲がらなかった膝も6/22現在は115°まで曲がるようになりました!これは手術の時に切った筋肉の痛みと出血が固まって筋同士が癒着してしまっているため曲がりにくくなってるとのこと.また⬆️のレントゲン写真にあるように少しボルトが飛び出てる部分が邪魔してるのが原因だそうです.

今日現在は松葉杖をついて歩けるまでになりました.ですが移動はやっぱり車椅子の方が楽ですね😓まだ左足に荷重が掛けられないので右足と両腕がかなりキツく、100mくらいの移動が精一杯です.

 

▼リハビリ病院へ転院

明後日6/24にリハビリ病院へ転院となります.本当なら術後2週間で転院の予定でしたが、転院先の病院の空き状況により通常より1週伸びてしまった形になります.

 

 

また転院後の様子なども後々綴ろうと思うので是非見ていって下さい.私と同じく骨折をして不安な方たちのために少しでも情報を残していければと思います!

大腿骨骨幹部骨折!〜手術編〜

2022/6/2

いよいよ手術当日.

食事は手術前日の21時まで、飲み物は0時までに済ませ手術翌日の6時まで飲食不可ということでした.

 

▼手術準備

手術は14時半からの予定で、事前に点滴を打たれます.まず最初にこの点滴が曲者でちゃんと血管に入るまでなんと7回打ち直ししました😢

特に若い男性(と言っても29歳ですが)は血管が見にくく難しいそうで…

13時に手術室からお呼びがかかり、心の準備ができておらず「ちょっと早いな…」と思いつつベッドごと移動します.

手術室手前で両親と会いちょっと話をしましたが緊張で何を話したか覚えていません💦笑

 

▼麻酔

f:id:Y-Diary:20220620195040p:image麻酔を打つにはこの体勢になる必要があります.

 

手術室に入りそのまま脊椎クモ膜下麻酔(下半身麻酔や腰椎麻酔こと)の準備に入ります.

まず最初に恐れていたベッド間の移動.手術台に移動しなければなりません.この時はまだ足を重りで牽引中だったため、その装置を外します.

これが外した瞬間に激痛⚠️今回の麻酔は背中に打ち込むので背中を丸めて横向きにならなければなりません.装置を外すと今まで引っ張られて元の位置に近いところにあった骨が、筋肉の収縮でまたズレようとします.それを看護士さんが足を引っ張って重りの代わりをしてくれるのですが、人の手なので一定の力という訳にもいかずズレによる痛みが生じます.

なんとか痛みに悶えながらも横向きになり、まずは背中に局所麻酔.背中の注射は痛いと聞きましたがこの局所麻酔はチクッと感じる程度でした.

続けて本番の脊椎クモ膜下麻酔、例えが難しいですがこれは背中が吊る感じの痛み.耐えられない程ではありませんが「嫌だな…」と感じるくらいの感覚でした.

麻酔後30秒くらいで足がポカポカした感覚になり先程まで感じていた痛みが引いていきます.

麻酔が完全に効ききる前に尿道カテーテルを突っ込まれました💦多少麻酔で鈍くはなっていたものの痛かったです😭

その後数分でへそより下の感覚が無くなり足が動かせなくなりました.

 

▼手術開始

手術室に入ったのが13時15分くらい、その後麻酔を終えた後だったので実際には14時くらいからの手術開始.

ここからは感覚がないので任せきりの状態.意識はあったのでとても嫌な感じでした🤕

足をなるべく上に持ち上げるため手術台を傾け、頭が下になる体勢での処置.途中で気持ち悪くなり頭を左右に振ったり持ち上げたりしていたら看護士さんから「麻酔の関係で頭を持ち上げると気持ち悪くなるよ」と言われ大人しくしました.

それでも気持ち悪く、呼吸がしにくかったので酸素チューブを鼻にセットしてもらったら少し楽になりました.

それにしてもやはり外科の手術.聞こえてくる音は「カーンカーン」「コンコン」など人体というより工事現場のそれに近かったです(笑)

どれくらい時間が経ったか、ずっと固定され続け意識が朦朧とする中、ものすごい痛みがお尻の辺りに走りました.恐れていた事態、麻酔が切れたのです💦(痛いのはお尻の部分だけだったので効きの悪い部位だった?)

すぐに騒いで追加の局所麻酔をしてもらいました.幸いすでに縫合中であとはお尻の傷痕だけという状態だったのでそこまで大きな事態にはなりませんでしたが、今後この髄内釘を抜く手術をしなければならない私にとって非常に恐ろしい恐怖の種を植え付けられることになります.

 

▼手術終了

追加の麻酔後すぐに手術終了.

意識の確認や痛みの確認をされましたが、疲れと麻酔切れの怖さでどんな問答をしたかあまり覚えていません.

拘束が解かれ、手術台からベッドに移動する直前で急激な寒さと気持ち悪さに襲われ暖かい毛布を掛けてもらい輸血の点滴を打たれました.(この点滴も3度打つのに失敗、輸血用の点滴の針は太いためかなり痛い🥲)

ちなみに私の体格(180cm/90kg)の場合、大腿骨の手術時に約1.5L程の血が失われるとのこと.

それは気持ち悪くもなりますよね😣

 

 

そんなこんなで手術も終わり外に出ると両親が待っておりました.が、やはりここでも意識が朦朧しており何を話したか覚えていません💦

後から聞いた話だと、13時過ぎに手術室に入っていって出てきたのは18時半頃だったとか…

14時頃始まったと考えると約4時間∑(゚Д゚)

予定では2時間半の手術でしたが私の骨の密度が高く、髄内釘を挿入するのにかなり苦労したそうです.それは麻酔も切れますて😭😭

 

手術はこんな感じで終わりました、予後は次の記事で!

これから手術を受ける方は参考に…いや、この記事を見ると怖くなってしまうかも😑

大腿骨骨幹部骨折!〜手術までの道のり編〜

〜入院2日目から手術決定までのお話〜

前回の記事もぜひぜひご覧下さい.

今回は入院後の経過や必要な物なんかを綴っていきます!

 

2022/5/25〜

夜に骨折して運び込まれたゆー.もちろん入院の準備など何もなく親や友達を頼り色々な物を準備していきます.

ちなみにコロナ禍のため面会出来ず、決まった時間に荷物の受け渡しが可能とのこと.

 

▼病院から用意された物

歯磨きセット/タオル/お手ふき/ティッシュ/パジャマ/おむつ

・歯磨きセットは安い硬い歯ブラシと市販のクリニカ.

・おむつは使い放題プランというものでオプションとして選択.

 

▼病院から用意して欲しいと言われた物

ドリンク類/水のいらないシャンプー/ひげ剃り

・ドリンクは自分で買いに行けないので必須!両親や友人に届けてもらう必要あり.

・シャンプーは週1回頭を洗ってもらえるのでそれで我慢できる人はいらないかな(自分はどちらにしろ動けなかったので週1で我慢).

・ひげ剃りは手術室に入る時に清潔にしていないとということで必須.

 

▼個人的に必要な物

スマホ/ノートPC/イヤホン/各種充電器/ハンディ扇風機/My歯磨きセット

・ひたすらベッドで横になってるだけなので暇つぶしアイテム必須!

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・ハンディ扇風機は今回持ち込んだアイテムの中のMVP⭐️ちょうど暑くなる時期だったのと怪我の影響で熱が下がらなかったため重宝した.充電式なのでコンセントに限りがある場合でも他と交代しつつずっと稼働してくれてます!

・歯磨きセットが病院至急の物だと物足りなかったため用意.

 

 

入院2日目から手術日までは毎日ほぼ同じルーティンの繰り返し.というのも足が重りで引っ張られていて動けないので他に何もできないため.

 

起床→足の動き確認&背中の床ずれチェック→朝食→身体拭き&着替え→回診→昼食→背中の床ずれチェック→夕食→就寝

 

お手洗いはもちろん行けないので小は尿瓶、大は寝たきりでなかなか出ないため3日に1度浣腸で出すことに.人生初の浣腸は中々辛いもので、お尻にゼリーみたいなのを注入して5分我慢してから出す、この5分が下痢を我慢している感覚で如何ともしがたい気持ち悪さでした.

 

入院4日目にしてやっと手術日決定.6/2に手術となりました.なんで動けないのにそんなに先なの?と思ったりしましたがちゃんと理由があり、手術に使う器具を取り寄せるのに時間がかかるためとのことでした.

 

手術の方法は髄内釘固定というものです.折れた骨の中に金属の筒を入れてボルトで固定し骨がくっつくのを補助する、いわゆるインプラント治療のような方法です.重りで引っ張った足をそのままキープし続けた後ギプス固定する方法だと時間がかかりすぎる、また骨の外側にプレートをボルトで固定する方法よりも髄内釘の方が安定度が高いためこの方法が昨今の主流となっているそうです.

 

f:id:Y-Diary:20220619223007j:image手術前の足の状態.左がかなり腫れてます.

 

 

ということで次回は手術編になります!